夫と別れて今は1人暮らし、子供はいません。
結婚生活は決して楽しいものではありませんでしたから、しばらくは恋人とかは作らなくてもいいかという気持ちになっています。
実は、結婚する前はフラワーアーティストとして活躍していたことがあるんです。
ですから、この経験を活かすためにもフラワーショップで仕事をしようと思い、今の仕事に就きました。
フラワーアーティストといえば、とっても有名な方は假屋崎省吾さんを思い浮かべる方もいるかもしれません。
あの人のように華麗な活躍をしてみたい、アーティストとしての自分の腕をいっぱい見せてみたい、そんな気持ちを持っていました。
しかし、やはり夢と現実というのはギャップがあるものです。
現在のフラワーショップで仕事をするようになったのですが、私の経験を活かすようなことが全くできないのです。
大変地味な仕事を強いられるばかりの日々が続いてしまって、悶々とした気分を味わっていたのです。
できれば自分のショップを開業して、自分の腕を活かす仕事をしたいという気持ちを持っていました。
もちろんそのための資金を貯蓄もしているのですが、これがなかなかうまく貯まっていかないのです。
同僚なのですが、どうしても報告したいことがあるといってきました。
一つ年下の可愛らしい清純系の女の子だったのですが、彼女の口からパトロンなんていう言葉が飛び出したのでした。
パトロン募集をしたところ、お金くれる人を見つけられたというのです。
こんなに愛らしい女の子なのに体を売っちゃったのかなって思いました。
すごい衝撃を受けてしまったのですが、彼女は大人の関係を作らずにお金をもらうなんて言い出すのですから混乱してしまいました。
そして彼女の話を聞けば聞くほど、パトロンが欲しいという気持ちを激しくしてしまっている自分がいたのです。